マットレスの選び方|コイルとウレタンの違い・硬さ・厚みの見方

マットレスは、まず中身が「コイル」か「ウレタン」かを決め、次に体重と寝る姿勢から硬さを、最後に敷き方から厚みを選ぶと迷いにくくなります。寝心地の好みは人によって違うため、仕様表の数字は絞り込みの材料として使い、最後は寝返りのしやすさで判断するのが確実です。

マットレスの中身は大きく2種類

ベッドで使うマットレスは、金属のばねで体を支える「コイル(スプリング)マットレス」と、ポリウレタンフォームで支える「ウレタンマットレス」に大きく分かれます。当サイトのマットレスの一覧でも、ポケットコイルのものと、高反発ウレタンの三つ折りタイプが多く並んでいます。

コイルとウレタンの違い(傾向)
項目コイルウレタン
支え方ばねの反発で支えるフォームが体の形になじむ
通気性ばねのすき間から湿気が抜けやすい空気の通り道が少なく、蒸れやすいことがある
重さ・扱い重く、厚い製品が多い軽く、折りたたみや圧縮梱包の製品が多い
使う場所ベッドフレームの上ベッドの上、床置きの両方

フランスベッドの解説では、スプリング入りマットレスの耐久年数は8〜10年といわれるとしています。ウレタンは、密度が低いものほどへたりやすいとされ、価格だけでは耐久性を判断しにくい素材です。

コイルはボンネルとポケットの違いを見る

コイルマットレスは、ばねのつなぎ方で寝心地が変わります。

  • ボンネルコイル:らせん状のばねを連結し、面で体を支えます。沈みにくく、やや硬めの寝心地です。
  • ポケットコイル:ばねを1つずつ袋に入れて独立させ、点で体を支えます。体の凹凸に沿いやすく、寝返りのときの横揺れが伝わりにくい構造です。

2人で1台を使う場合や、隣の人の動きで目が覚めやすい人は、ポケットコイルが候補になります。ポケットコイルの商品には「コイル数」が書かれていることがあり、同じサイズなら数が多いほどばねが細かく配置されています。ただし、ばねの太さや配列でも寝心地は変わるので、数だけで優劣は決まりません。

ウレタンは高反発と低反発で寝心地が変わる

ウレタンマットレスは、押し返す力の強い「高反発」と、ゆっくり沈み込む「低反発」に分かれます。高反発は体が沈みすぎにくく寝返りを打ちやすい一方、低反発は体を包み込むような感触になります。沈み込みが大きいと寝返りが打ちにくく感じることがあり、気温によって硬さが変わる製品もあります。

ウレタンの商品ページには「190N」のような硬さの数値や、「密度25D」のような密度の数値が書かれていることがあります。Nは硬さの指標で、数値が大きいほど硬いことを表します。何Nから「硬め」と呼ぶかはメーカーによって違うため、同じブランドの中で比べるときの目安として使ってください。密度は、高いほどへたりにくい傾向があります。

硬さは体重と寝る姿勢で考える

硬さに1つの正解はありませんが、考え方の目安はあります。

  • 体重が軽めの人はやや柔らかめ、重めの人はやや硬めが合いやすい傾向があります。
  • 仰向けで寝る人は普通〜やや硬め、横向きの人は肩が沈み込めるやや柔らかめが合いやすいとされています。
  • うつ伏せの人は、腰が落ち込みにくい硬さを選びます。

柔らかすぎると腰が沈んで姿勢が崩れ、硬すぎると肩や腰に圧が集中します。買ったあとで硬すぎると感じたときは、マットレストッパーを重ねて表面の感触を和らげる方法もあります。

厚みは「どこに敷くか」で決める

当サイトの一覧に並ぶマットレスは、厚さ10cm前後の三つ折りタイプから、20cmを超えるコイルマットレスまであります。厚みは使い方とセットで考えます。

  • 床や畳に直接敷く、日中はたたんで片付ける:軽い三つ折りのウレタンが扱いやすい
  • ベッドフレームに載せて敷きっぱなしにする:厚みのあるコイルや厚手のウレタンが選べる
  • 今の敷布団やマットレスの上に重ねる:薄手のトッパーで足りることが多い

厚いマットレスはベッドに載せたときの高さも上がります。フレームの床板の高さと合わせて、座ったときに足が床に着くかも確かめておきましょう。フレーム側の選び方はベッドフレームの選び方にまとめています。

買う前に確かめたいこと

  1. サイズを決める。マットレスはシングル幅97cm・長さ195cmのように、メーカーごとに寸法が少しずつ違います。サイズの考え方はベッドのサイズ一覧を参考にしてください。
  2. フレームの内寸と合うかを見る。フレームとマットレスを別のメーカーで買うときは、幅と長さの両方を確認します。
  3. 搬入経路を測る。圧縮梱包でないコイルマットレスは、玄関・廊下・階段の曲がり角を通るかが問題になります。
  4. お手入れの方法を読む。洗えるカバーか、シーツが必要かは商品によって異なります。ウレタンは、起きたら掛け布団をめくって湿気を逃がすことがすすめられています。
  • 大型で重いマットレスは、処分のときに自治体へ事前の申し込みや費用が必要になることがあります。
  • 返品・交換の条件は、開封後や使用後で変わることが多いので、購入前にショップの条件を読んでおきましょう。

敷布団からマットレスに替えるときの考え方

敷布団は毎日たたんで干せるのが利点ですが、上げ下ろしの手間がかかります。ベッドとマットレスにすると、その手間はなくなる一方、湿気を逃がすためのフレームと、洗えるシーツが必要になります。床に直接敷きたい人は三つ折りのウレタン、敷きっぱなしにしたい人はフレームとコイルの組み合わせ、と生活のしかたから選ぶのも1つの方法です。

人気のマットレス

当サイトの一覧から、マットレスを人気順に表示しています。価格は取得時点のものなので、購入前に各ショップでもご確認ください。

※価格・在庫は2026年11月7日 18:46時点のものです。購入の時点で各ショップに表示される価格が適用されます。最新の価格・在庫・送料は各ショップでご確認ください。

レビューの多い順に並べると、使った人の感想が集まっている商品から見られます。

※価格・在庫は2026年11月7日 18:46時点のものです。購入の時点で各ショップに表示される価格が適用されます。最新の価格・在庫・送料は各ショップでご確認ください。

ほかの商品はマットレスの一覧で、ブランド・価格帯から絞り込めます。

まとめ

マットレス選びは、通気性と耐久性を重視するならコイル、軽さと扱いやすさを重視するならウレタン、という分け方から始めると候補が絞れます。そのうえで、体重と寝姿勢に合う硬さ、敷く場所に合う厚みを選びましょう。仕様の数字はあくまで比べるための材料で、寝返りを楽に打てるかがいちばんの判断基準です。枕もあわせて見直すなら枕の選び方が参考になります。